最近知り合ったママ友(以下A子さんとします)のお話なのですが、
A子さんはマンションが同じで、うちの子(もうすぐ小学校1年生)と同じくらいのお子さんがいる方で、普段は、挨拶程度しかお話する機会もなかった間柄でした。
そもそも生活スタイルがちがうのか会うことがなかったのです。
見た目は少しギャルっぽく派手でしたがいつも笑顔で挨拶してくれていい意味でギャップがあるなーといった印象でした。
ある日、仕事帰りにスーパーで買い物をしているとそのA子さんにばったり会いました。
その日は、『もうすぐ子どもさん小学生ですか。』と話しかけられ、『そうなんです。お子さんも同じくらいですか』など子供の学年やお互い共通点もあり初めて立話をしました。
今後なにかあったらと電話番号を交換しお別れしたのですが…それが悲劇の始まりでした。
次の日からやたらラインや電話がかかってくるようになり、『公園に行こう』や『車あるけど遊びにいっていい?』などお誘いの嵐。
他にも『子供の自転車かして』『今の時間、駐車場貸して』等々。
A子さんは元々夜のお店で働かれていたそうで人との距離が近い方なのかなと思っていたのですが私は人見知りのためお誘いに乗る気になれず何度かお断りをしていました。
普段は仕事をしているため仕事を理由にお誘いを断っていたのですが、だんだん休みの曜日もばれてしまい、断りづらかったので一度だけ公園に一緒に行くことにしました。
(そもそも同じマンションの為、居留守などは、車が停まっているとばれるので使えず行くしかなかったというのが本音です。)
お昼くらいから近くの公園へ行く予定だったのですが少し遠出して大きい公園に行こうと言われて断れず家から車で30分程の公園へ向かうことに。
私的には立ち話10分しただけの関係で片道30分はかなりハードル高かったのですが私だけですかね?
これが悲劇の始まりでした。
道中、気が合ったようで子供たち同志は仲良くなりその様子を見ていたA子さんは『公園終わってまだ子供たち遊びたいようならうちで遊ばせよう?』
私『いいですね、このまま仲良くなってくれたら嬉しいし。』
A子『じゃあ、帰り総菜でも買ってごはんもうちで食べようよ』
私『それいいですね。』なんでのんきな会話をしながら
途中、コンビニでお菓子やらジュースを買い込み、A子さんに運転してもらっていたので私がお金出すことにしました。
がしかし、遠慮のかけらもなく『まじ?いいの?ありがとう』とがんがんかごにぶっこみだして唖然としてしまいました。
お菓子・ジュースで1000円前後だろうといった私の予想はるかに超え3000円越えをおごるはめに。
泣きながら(いや、大袈裟。)支払いをしました。
しかしこんなのはまだ序章です。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
そんなこんなで公園に到着しました。
15分くらい子供たちが遊んでいるとA子さんは言いました。
『A子、おなかがすいた』と。
すかさず先ほどコンビニで買ったパンをすすめると今はパンの気分ではないと断られ近くにテイクアウト【公園から5分くらいの距離】のお店があるから行こうと言い出しました。
『うちの子も私もごはん食べてきたのですがお子さん(以下Bくん)とA子さんはまだだったんですか』と聞くとまだ食べてないとのこと。
ただうちの子もBくんも遊びたいばっかりで公園から動かず、A子さんはいらいらした様子になってきました。
A子さん『そんなん、あんたたちはここで遊んでなさい。ママたちが買い物に行ってくるから』と言ってさっさと子供を置いていくので子供たちに何が欲しいか聞いて子供たちにすぐ戻るから絶対公園からでないようにと伝えA子さんを追いかけました。
テイクアウトのお店に到着すると一通りメニューを見終わった後にA子さんが一言。
『気分じゃないなぁ。がっつり食べたい』と言って隣のレストランに勝手に入っていきました。
私がA子さん止めて子供たちは?と聞くと『そのままで大丈夫よ。食べよう?』とどんどん中へ入っていきましたが、そのレストランは90分の食べ放題のレストランだったのでA子さんに一旦戻ろうと誘いましたが大丈夫の一点張りで戻ろうとせず
私『子供たちをおきっぱなしでは安心して食べられないから迎えに行ってきますね』と私だけで公園に戻ることにしました。
外にでると雪も降っていて極寒。急いで戻ったのですが子供たちの姿がどこにも見えず荷物もない。一旦、A子さんに連絡を入れました。
公園をかけずりまわって探していると、おじさんに手をひかれてあるく二人を発見。
親切なおじさんは子供が泣いていると保護してくれていました。
不安だった気持ちが一気に安堵に変わり、二人も私の姿を見ると更に泣き出してしまいました。こんな小さい子にすごく不安な気持ちにさせてしまったかと思うと何とも言えない申し訳ない気持ちになりました。
二人に平謝りしながらA子さんが待っているレストランにつれていくと何事もなかったかのように山盛りのプレートに夢中なA子さんに腹が立ちました。
もちろん、私も子供を置いていったことは反省しかないので怒れる立場ではありませんが迷子になったことは電話で伝えていたのによく食べられるなとイラっとします。
まぁ子供たちも見つかったのでレストランに入ったのですが最初にお伝えしたとおり、うちはごはんを食べているのです。食べ放題なんてそんなに量はおなかに入るわけがないのです。
元は取りたいタイプなので頑張ってデザートなど食べましたがそもそも食べ放題に来たのはA子さんのせいだと思うと無性に腹が立ちます。
そしてA子さんがひとしきり食べ終わった後に言いました。
『財布にお金いれるのを忘れていたわ。クレジットしかない』と。
『うそでしょ』と心の中で叫びました。
ただレストランはクレジットが使えるお店だったので私が教えてあげるとA子さんは『実はクレジットも止まっている。今回はお金を貸してくれない?』
と。
食べ終わった後だし、もうこれは私が出すしかないのか。
デザート少ししか食べてないしかもそもそも行きたくなかったお店の代金を払うのか、断れない自分も腹立たしい。と悶々とした気持ちでまたもお支払いしました。しかしこの日の試練はまだまだ終わっていないのです。
パート2へ続く。